【タイタンフォール2】闇に蠢くモノ 〜お猿はタイタンと共に その14〜
薄暗い通路に、クーパーの足音が響き渡っている。
酷く慌てた様子で、息も荒い。
それなりに場数を踏んできたパイロットとは思えない、滑稽にさえ思える姿である。
クーパー:はぁっはぁっはぁ…
クーパーは何かに怯えるように、あたりを見回している。
ここはヘドロの排水施設。
ありとあらゆる影に怯えながら、クーパーは全ての暗がりに銃口を向ける。
その時、コンクリートを引っ掻く耳障りな音がした。
クーパーは首裏の毛が総毛立つのを感じながら、音源を探す。
物陰に隠れ、物音の正体は見えない。
しかし、いる。
ここにはいてはならないものが...
再び、物音。
今度は背後からだ。
クーパーは半狂乱となり、走った。
パニックに陥りながら走り回るクーパーは、広い通路にたどり着いた。
クーパー:こ、ここは...まずい。まずいぞ...
前方から、無数の音が響いてきた。
まるでクーパーを黄泉の国に誘うように...
クーパー:う、うぁあああああああ!!!
クーパーは手にする機関銃を乱射する。
その弾丸はこれまで、立ち塞がるあらゆる敵を貫き、破壊して来た。
この世界に銃が通用しないものがいようか。
クーパーは頑なに引き金を引き続けた。
しかし...
ってなんやねんお前らはぁぁあああああああ!!!!!
思わず小説風に書いてもたわ!!!!
こいつら、撃っても撃ってもわらわら出てくるし、おまけに近づかれると
自爆するじゃああああああ!!!!
できることはただ一つ...
逃げることだけ!!
しかもただ走るだけでは逃げきれないので、ウォールランを駆使して縦横無尽に駆け回らない限り捕まります。
私、ここで10回くらい死んだよ(下手すぎねw)...
あ、あれはあああ!!!
BT!!!
BT早く来てくれぇええええ!!!!
続く