【FrostPunk】モンキー第一王朝勃興 〜北の国からフロストパンク その1〜
フロストパンク。
それは最後の都市を築き、人類史を存続させる偉大な試み。
自らが王となり、迷える人々を導き、荒れ果てた荒野に希望という名の太陽を打ち上げる!
そう、我こそが人類の救世主なのだぁぁぁ!!!
っというゲームです(違うかw)。
物語は、人々が雪原を何やら厳ついマシーンで疾走するところから始まります。
近未来、人類は突然訪れた寒波に敗れ、絶滅への道を歩んでいました。
残された人々は生き延びるため、安息の地を探しに出ます。
人類最後の逃避行です。
凍てついた大地を越え、時には凍りついた海を越え…
今までの栄光を捨て去り、ただひたすら進みます。
道中、多くの仲間を犠牲にしながらも
彼らはようやく、約束の地となり得る場所に辿り着きます!!
さあ、人類史にもう一度!!
火を入れるのだ(FGOかw)!!!
というところまでが、このゲームのプロローグとなります。
そして、この先は全て、プレイヤーの選択に委ねられるのです。
プレイヤーは突然、下のような何もない場所でこう言われます。
「あっ、君今日から国王だから。100人しかいないけど頑張ってね!この人達が死ぬと、人類絶滅だぞ♪」
ってこらぁぁぁぁあ!!
無茶苦茶かっ!!!
そう、この先は本当に、プレイヤー次第なのです。
残された人々を導き、人類が生き延びることのできる場所を築き上げること。
そのためにプレイヤーは資源を確保し、建物を建て、法律を定め、時には他の生存者を探す探索隊を派遣する。
それも、直接プレイヤーが動くのではなく、指示を出して間接的にこれらを行います。
いわゆる都市シミュレーションゲームと言えますが、見ての通り舞台は極寒の地。
ただ生きるだけでも寒さという大敵が常に襲ってきます。
この写真をご覧ください。
真ん中のジェネレーター周辺はあったかいですけど、そこから離れると途端に極寒になっています。
住民たちは生身の人間。
寒すぎると「国王、寒いっす」
と苦情を言ってきたりします。
てか、そもそも住むところも頑張って資源を確保し、作ってあげないといけないのです。
そして、資源は少なく、時間は有限です。
さらに言えば、ありがちなゲームのように住人達を馬車馬のように働かせればいい、と言うわけにもいきません。
それをやると…
こうなりました(おいっw)。
人々は基本的にはプレイヤーの決断に従ってくれます。
しかし無茶な要求を繰り返すと、不満が溜まり、病気になり、時には死んでいきます。
こんな風にね(懲りないやつw)。
このゲームは、ヒト・モノ・気温の3つをいかに上手くコントロールしていくか、というところにゲーム性があります。
シミュレーションゲームだからって侮るなかれ。
はっきり言ってめちゃくちゃ忙しいです笑
何をするにしても"時間"、"資源"という問題が追いかけてきます。
常にギリギリです。
いやもう無理やろこれ!!
という局面が何回も来ます。
そしてそれを切り抜けた時の快感は、なんとも言えず癖になりそうです。
緊張と緩和の連続…そう、これはシミュレーションゲームの顔をした、アクションゲームなのです(何言ってんだw)!!
お値段もお手頃なので、普段と違うゲーム体験がしたい方、是非一度、ご賞味あれ。
続く。